読書

読書

隆慶一郎著「捨て童子・松平忠輝」波乱万丈の生涯を爽やかに描く。

隆慶一郎。私の好きな作家の一人です。明るい作風で、読後感も爽やかです。本書は歴史上実在した人物を描いてますが、主人公松平忠輝は、どちらかといえば歴史に埋もれていた人物。そこにスポットライトをあて、世に出した。長編ですが、サラッと読めます。
読書

宮城谷昌光著「晏子」古代中国の英雄、晏弱・晏嬰父子の生涯。

宮城谷昌光の著作を読まれたことはありますか?今回「重耳」についで2作目の紹介です。中国古代春秋期に現れた斉の国の英雄、父・晏弱、子・晏嬰の2代にわたる晏子一族の活躍を描いた小説です。司馬遷をして「晏嬰のような方がいたら御者になりたい。」と言わしめた人物です。
読書

佐々木譲著「笑う警官」警察組織VSただの中年刑事と有志たち

佐々木譲という作家をご存知ですか?日本の警察小説の第一人者です。不祥事をもみ消すため、仲間である警察官を抹殺しようとする不正にまみれた警察上層部に果敢に闘いを挑む一介の刑事たち。こんな刑事がいれば日本の警察はまだ大丈夫だ。
読書

中村彰彦著「名君の碑 」保科正之、こんな偉人がいたんだ!

保科正之という歴史上の人物、恥ずかしい話ですが、私、本書を読むまで知りませんでした。徳川長期政権の基礎を築いた、徳川幕府初期の偉人の一人です。歴史に埋もれた傑物を資料を元に史実に基づき描きあげた著者の力量に脱帽です。
読書

藤原正彦著「国家の品格」日本人なら是非読んでおきたい1冊。

藤原正彦著「国家の品格」。シニアなら読まれた方も多いのではないでしょうか。「品格」ブームの火付け役となった本です。自虐史観的な教育を受けてきた我々シニア世代には、まさに目からウロコ、日本人の誇り・心を呼び覚ませてくれる名著です。
読書

「すべてがFになる」ドラマも秀逸だったがやはり原作が一番。

「すべてがFになる」もう読まれましたか?森博嗣の代表作です。綾野剛と武井咲のW主演でドラマ化もされたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。森博嗣の著作はなかなか骨がある、と聞いていたので、時間に余裕ができた定年後から読み始めました。
読書

藤沢周平著「用心棒日月抄」定年後じゃなく今すぐ読みたい。

藤沢周平著「用心棒日月抄」。今の若い方にはあまり馴染みのない作家かもしれません。私は、「若いうちから読んだらもったいないので定年後に読もう!」と読み始めました。失敗した。もっと早く読めば良かった。時代小説好きの方には決して後悔させない作家です。
読書

「鉄鼠の檻」。現代の陰陽師の「憑き物落とし」をご堪能あれ!

京極堂シリーズ第4作「鉄鼠の檻」。第1冊でデビュー作の「姑獲鳥の夏」を読んでしまったら、もうあなたも京極ワールドの一員です。現代の陰陽師中禅寺秋彦が、「憑き物落とし」で事件の真相に迫ります。
読書

「内田樹」の本を10冊以上読んでみた。難しかった。

皆さんは「内田樹」をご存知ですか?大学教授をしていたフランス文学者で翻訳家、また合気道の達人でもあります。著作も多く、武田鉄矢のようなファンも数多くいるようです。ただ、私がその著作を理解するには、まだまだ勉強不足でした。
読書

サラッと読めてスカッとしたい。肩がこらずに読める作家3人。

いつも凝った内容の、少々難しい本ばかり読んでいる読書好きのあなたへ。たまには優しくサラッと読めて、爽快な読後感が得られる、そんな小説を読んでみてはいかがでしょうか。何冊読んでも疲れない、おすすめの作家を紹介します。
スポンサーリンク