物静かなヒーロー推参!山本耕史主演「陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」

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こんにちは、凛子です。
 
今回紹介するのは、山本耕史主演「陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」です。

物静かなヒーロー推参!山本耕史主演「陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」

またまた時代劇ですみません。
 
原作は、小説家佐伯泰英。「密命」シリーズなどでも有名な人気作家です。
 
私、「密命」シリーズは小説も読んでいますが、「居眠り磐音」シリーズは読んでいません。
 
いずれ小説の「密命」シリーズも紹介したいと思いますが、居眠り磐音と同じくらい面白いです。
 
テレビドラマ「陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」の放映年月日
 
「陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」はNHKで毎週木曜日の夜に放映されました。
 
2007年7月から、第1シリーズ〜全11話、
 
2008年9月から、第2シリーズ〜全12話
 
2009年1月、スペシャル版
 
2009年4月から、第3シリーズ〜全14話
 
2010年1月、スペシャル版
 
2017年1月、スペシャル版完結編
 
以上全部で40話。
 
実は私、最後の最後、「完結編」を観てないんです。
 
今、あまりお金をかけずに観るため努力しているところですが、このことについては最後に触れます。

「陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」の簡単なストーリー

主人公坂崎磐音(後に佐々木磐音)は、架空の藩(九州にある豊後関前藩)の幹部の嫡男。
 
江戸の佐々木道場で剣術修行に励んでいた。
 
しかし、藩の保守派の陰謀により、磐音の許嫁であった奈緒の兄で、幼馴染でもある小林琴平を討つことになってしまう。
 
江戸に戻った磐音は、深川の金兵衛長屋に住んで、用心棒の仕事で生計を立てていた。
 
磐音の人柄と腕前を用心棒稼業の元締めである今津屋の主人にかわれ、そこから磐音の活躍がはじまる。
 
許嫁の奈緒、そして金兵衛長屋の金兵衛の娘おこんとの恋の行方も気になるところである。
 
相手と対峙するとき、半目を閉じて、一見眠ったように構え、相手の攻撃をひらりとかわし、相手を討つ。
 
山本耕史扮する磐音の殺陣も見ものである。

主な配役

主人公・坂崎磐音(さかざき いわね)〜山本耕史

はまり役でした。
 
物静かで生真面目な雰囲気を持つ山本耕史、磐音のキャラクターにピッタリだったと思います。
 
スタッフは当初、磐音のイメージとして「眠狂四郎」を演じた市川雷蔵を思い浮かべたそうですが、そのイメージが今の役者の中で山本耕史と重なったそうです。
 
「居眠り剣法」を駆使する磐音こと山本耕史の殺陣もサマになってます。
 
このドラマとはあまり関係ないのですが、私、昔から(元?)SMAPの香取慎吾ちゃんのファンです。
 
香取慎吾はあまり友人を作らないことで有名です。
 
その慎吾ちゃんも、時代劇ドラマ「新選組」で共演した山本耕史とは仲の良い友人だそうです。
 
慎吾ちゃんの友人ならば、私が嫌いになるはずもありません。
 
2015年に、女優堀北真希と結婚したのは残念ですが・・・。

おこん〜中越典子

磐音の住む金兵衛長屋の金兵衛の娘で、磐音が仕事で世話になっている今津屋の女中頭。生粋の江戸っ子娘で世話好きな美人。
 
実は、私がこのドラマ「陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」を好きでみていた理由が、この「おこん」なんです。
 
私、中越典子演じる「おこん」にすっかり感情移入してしまったようなんです。
 
特に、平泉成演じる磐音の父坂崎正睦(まさよし)が上京し、おこんに会って、おこんのことをすっかり気に入った平泉成が、そのおこんに「ぜひせがれの嫁に」という場面では、思わず私も「よかったね」と涙が出てしまいました。

奈緒(なお)〜笛木優子

磐音の許嫁であったが、磐音が奈緒の兄琴平を上意討ちした後、奈緒の家も取り潰しとなってしまう。
 
奈緒は、家の生計を助けるために犠牲となり、自分から身売りし、遊女となる。
 
その後、江戸の吉原で「白鶴太夫」となって出世する。
 
という物悲しい女の生きざまを、笛木優子が見事に演じています。
 
今の時代に生まれてよかった、とつくづく感じます。
 
奈緒への思いを胸に秘めた磐音のつらい気持ちを徐々に癒やしていく「おこん」。
 
演じる役者も役者ですが、こんなストーリー展開を考える人は、本当に天才だと思います。

その他の配役

その他にも、
 
品川柳次郎〜川村陽介
 磐音の用心棒仲間
 
今津屋吉右衛門〜渡辺いっけい
 両替商「今津屋」の主人。磐音の後ろ盾
 
由蔵(よしぞう)〜近藤正臣
 「今津屋」の番頭
 
金兵衛〜小松政夫
 磐音の住む金兵衛長屋の大家で、おこんの父親。
 
などなど、豪華なキャストで、あげればキリがないのでこの辺にしておきます。

「陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜」完結編

冒頭でも話したように、私、まだ1話だけみてません。
 
それも最後の最後、完結編です。
 
第3シリーズが2009年8月8日で終了し、その後正月スペシャル版が2010年1月1日に放映されました。
 
もうこのあとはないだろうと思っていました。
 
ところが、7年たった2017年1月2日、正月スペシャルドラマとして「完結編」が放映されたんです。
 
うかつにも全く知りませんでした。
 
最近になってこの「完結編」のことを知り、YouTubeやAmazonプライムビデオで検索しましたが、ありません。
 
ところが、ヤフーオークションで中古のDVDが300円で出品されていたんです。
 
何度か入札を繰り返し、残りあと1分というところで、一番高値(といっても520円ですが)で入札。「やった」と思ったのもつかの間、入札締め切り時間が5分延長となり、土壇場で他の人に落札されてしまいました。
 
Amazonなどで見ると新品で販売されています。でも、3045円するんです。
 
たった1話に3045円も出せるはずもなく、今は、たまに安い出品はないかオークションを覗いたり、外出の際にはツタヤなどに立ち寄ってはDVDを探しています。
 
うちの近所のツタヤやブックオフには今の所在庫がないんです。
 
諦めずにがんばります。

まとめ

物静かだけど腕が立つ、優しい人柄で、男にも女にも好かれる新しいヒーロー、それが磐音です。
 
でも私は、磐音をささえる「おこん」が好き。
 
女性だからといって時代劇をみないのは損だと思います。
 
ここに書いたドラマの流れがある程度わかっていれば、40話のうちのどの話を観ても大丈夫。
 
まずは無料で1話だけでも観てください。
 
やみつきになりますよ!
 
なお、DVDを買ってみたいという方、販売はしてますが、えらい高いです。

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