御朱印をいただく際のマナー
お参りだけでなく、御朱印をいただくようになって、参拝もせずに御朱印だけいただいてさっさと帰ってしまう人がいるのに気がつきました。
私も御朱印集めの駆け出しですので偉そうなことは言えません。
でも、最低限次のことは守るようにしています。
それは、「必ず参拝する」ということです。
御朱印だけが目的ならば、いっそのこと誰かに代わりに行ってもらったり、また他人の御朱印帳を売ってもらえばいいんじゃないかな?
御朱印をいただく順序

本来御朱印は、先ず参拝をして、その後に社務所等に行って御朱印をいただくものだそうです。
でも、私はそのへんは臨機応変。
御朱印をいただく社務所等が、ときには行列をなしている場合もあります。
以前ゴールデンウィークに浅草の浅草寺に行ったときは大変でした。

とこんな具合です。
こんな時は先ず御朱印をお願いして、そのあと参拝をします。
写真でわかるように、GW中の浅草寺はすごい人、人、人、でした。
とにかく参拝の方も御朱印所もすごい人だかり、その多くは外国の方でした。
でも、浅草寺の御朱印所の係員の方から「御朱印帳を預けていただき、参拝をすませてきてくださっても結構ですよ。」と言っていただき、流れよく御朱印をいただくことができました。
基本は大事ですが、あまり厳格に考えすぎるのは良くないですね。
参拝のマナー
次に参拝の方法です。
私が参拝した神社やお寺のほとんどのところに、お賽銭箱の周りが多かったですが、二礼二拍手一礼など、参拝の仕方が書かれた紙が貼ってありました。
でも、一応、次のことぐらい知っておけば充分だと思います。
神社の場合
① 先ず鳥居の前で一礼しましょう。
② 次に手水舎(ちなみにこれ「ちょうずや」とか「ちょうずしゃ」といいます)で手と口を清めましょう。
最初私も「手水舎」を読めませんでした。
③ 次に、拝殿に向かってお賽銭(おさいせん)をおさめましょう。
お賽銭を投げ入れるのは良くないですね。
④ そして拝礼します。
でも、そんな表示がない場合は、「二礼二拍手一礼」をしておけばOKです。
お寺の場合
① 先ず山門で一礼しましょう。
② 次に、手水舎で手と口を清めましょう。
③ 次に、本堂の前でお賽銭をおさめましょう。
④ 最後に手を合わせます。
手水舎
参考まで、手水舎とは、参拝に来た人が、参拝する前に手や口を清めるための場所です。
ただ、手水舎が見当たらない場合、私は省略しちゃってます。
その他御朱印に関するQ&A
御朱印に関し、その他に私や主人が疑問に思い、実際に御朱印所で聞いたことについてお話します。
人に頼まれた分まで御朱印をもらうのはダメ?
これについては、以前、主人が、たしか静岡の三嶋大社の御朱印所で聞いたことがあるそうです。
「全然問題ありません。」とのことだったそうです。
でも、初詣などで混んでいるときは、一人一つにするべきで、複数いただくのは避けるのが常識ですよね。
また、御朱印は、自分で参拝して御朱印をいただいてこそご利益?があるというもんです。
誰かに頼むのはそれこそ単なる御朱印集め、やめましょう。
御朱印帳を持っていないとダメなの?
いえ、ほとんどのところでは大丈夫だそうです。
これはいくつかの御朱印所で私も確認しました。
御朱印帳を忘れたときなど、御朱印所でその旨を話すと、御朱印帳くらいの大きさの紙に御朱印を書いてくださいます。
これを後で御朱印帳に貼るわけですが、やはり、まずは聞いてみることですね。
御朱印帳がなくてもいただけるところがほとんどのようです。
まとめ
長くなりましたが、以上が参拝し、御朱印をいただく場合の基本的なマナーとなります。
参拝は、手を合わせてお参りするという気持ちが大切なので、多少間違ってもバチがあたるものではないでしょう。
また、わからないことがあれば、神社やお寺の御朱印所で聞いてみましょう。
皆親切に教えてくださいます。
とにかく御朱印を集めることだけが目的にならないようにしたいものですね。