「ナミヤ雑貨店の奇蹟」やっぱり東野圭吾は天才だ。

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こんにちは、たどんです。
今回ご紹介するのは、皆さんご存知の東野圭吾著「ナミヤ雑貨店の奇蹟」ベストセラーです。
シニア世代の方も、ほんのタイトルに「雑貨店」とあると、おっ、と思いませんか?
雑貨屋さん、我々シニアが子供の頃、一番お世話になったお店ですよね。
では、行ってみましょう!

簡単なあらすじ

泥棒を働いた3人組の敦也・翔太・幸平。
逃げ回り、隠れるため忍び込んだのが、廃屋のような古い家。
古びた「ナミヤ雑貨店」という看板のあるその廃屋で一晩明かすことにする。
店の中を物色していると、突然郵便受に手紙が。
手紙には、月のウサギという差出人の悩みの相談が書かれていた。
店にあった雑誌には、昔、ナミヤ雑貨店の店主が、投函された相談に真剣に回答している様子が記事になっていた。
翔太と幸平は、ナミヤ雑貨店の店主に代わり、相談にのり、月のウサギに返事を書くことにする。

東野圭吾の書評は星の数ほど・・・

出す本出す本みんなベストセラー。
東野圭吾、村上春樹はその筆頭格でしょう。
読者が多いだけに、ネットを見ると、その書評も数えくれないぐらいの方がブログに書いています。
本作品の純粋な書評を読みたい方は、それら先輩方のブログを覗いたほうが良いと思います。
私は、今までもあまりまともな書評を書いたことがなく、いつも脱線してしまいます。
でも、それが私の持ち味でもありますので、今回も純粋な書評というよりも、本作品の内容にかかわる事柄に関連し、大いに脱線していこうと思っています。

幻のオリンピック

本作品は第一章から第五章までで構成され、一応一話完結するような内容になっています。
第一章は「回答は牛乳箱に」。
ここでは、1980年のモスクワオリンピックが大きな意味を持ってきます。
読者の中にはまだ生まれてない方もいるでしょう。
私は大学を卒業し、社会人になってから何年かたった頃ですので、当時のことはよく覚えています。
当時はまだ、東側の共産圏諸国と西側諸国の、いわゆる冷戦という状態が続いていました。
前年の1979年、旧ソ連がアフガニスタンに侵攻したのを受け、西側諸国がこれに一斉に反発、アメリカがモスクワオリンピックをボイコットするよう西側諸国に呼びかけました。
結局日本はアメリカに同調してモスクワオリンピックをボイコットしたのです。
4年に一度のオリンピック。
私も少しはスポーツをかじった人間です。
オリンピックは夢のあこがれの舞台です。
出場できる人はほんの僅か、オリンピック出場に向け、何年も何年も努力を重ねた人ばかりです。
本来であれば、日本代表選手として出場するはずだった選手たちが、「是非参加させてほしい」と涙ながらに訴えているのをテレビで見て、本当に可愛そうで残念でした。
選手たちはやりきれない気持ちで一杯だったでしょう。
政治とスポーツ、これを一緒にしてはいけません。
特に、当時メダルの有力候補としてあげられていたのが、
マラソンの瀬古利彦
レスリングの高田裕司、谷津嘉章
柔道の山下泰裕、藤猪省太
などです。
ご存知のように、スポーツというものは、その人にとっての最盛期があり、これらの人はまさしくメダル有力候補でした。
また、そのような一種の天才たちが、オリンピックの試合に照準を合わせ、すべての生活を犠牲にして、オリンピックにかけてきた人ばかりです。
また4年後があるじゃないか、という人はいないと思いますが、次の4年後のオリンピックまで、体調やモチベーションを維持するのは並大抵のことではありません。
とにかく、当時の選手たちの「是非参加させて」という心の叫び、私にとっても心に残る思い出です。

児童養護施設

第二章は「夜更けにハーモニカを」。
ここでは児童養護施設が舞台となります。
児童養護施設とは、保護者のいない児童や親から虐待されている児童などの児童を養護し、自立の援助を目的とする施設です。
先般こんな話題が持ち上がりました。
東京都港区が、青山の一等地に児童相談所やDV被害者などを一時保護する母子生活支援施設などが入った「(仮称)港区子ども家庭総合支援センター」の建設を計画していることに、住民から反対の声が上がっている。
というものです。
反対意見の趣旨は、「港区としての価値が下がるから」だそうです。
たしかに、自宅の隣に刑務所ができるとなれば反対したくもなるでしょう。中には小学校ができると「うるさいから」と反対する人もいます。
それは自分の生活に密着したことですので、反対する気持ちもわかるような気がします。
しかし、「港区としての価値が下がるから」というのは・・・。
東京の港区には白金という地区があり、そこに住む女性は白金(しろがね)という地名をもじって「シロガネーゼ」というそうです。
港区は地価も高いし、港区に住んでいるというと、知ってる人は「おお、すごいね」と言われるそうです。
港区なんかにはとても住めない私がいうのもなんですが、恵まれない子供のための施設ができると価値が下がるなんて、どういう地区なのか、良くわかりません。
考えさせられる問題です。

ホンダは最高です

第三章は、「シビックで朝まで」。
私は、ここ何台か車を買い換えるたびにホンダの車です。
しかし、シビックに乗ったことはありません。
なんでホンダの車に乗り続けているのか?
それは、中古車の販売店と修理工場が自宅から近いからです。
でも、何台か乗りつぶしましたが、ホンダは故障も少なくなかなか良い車だと思っています。
つまらない話ですみません。

私のまわりはビートルズファンだらけ

第四章は、「黙祷はビートルズで」。
私の世代には、ビートルズファンが多くいます。
私も、曲を聞けば「あっ、この曲はビートルズだ」ぐらいはわかります。
しかし、ビートルズのレコードやCDは1枚も持っていませんし、英語の歌詞も全部分かる曲はありません。
心に残る良い曲だな、とは思いますが、やはり英語音痴の私には、日本の歌のほうがあっているようです。
ところで、ビートルズのジョン・レノン、ファンを名乗る男に射殺されてしまいましたが、これが1980年、モスクワオリンピックの年でした。
殺人犯というのは人の命を何だと思っているのでしょうか。
もし私の近親者が殺されたら、私は犯人を絶対に許せません。
できれば同じ思いをさせてやりたいと思っています。
あまり思想的なことは話したくありませんが、私から見ると、死刑制度廃止を唱えている方は神様のような方だと思います。
私も還暦過ぎてもまだまだ人間ができていませんね。

水商売

第五章は、「空の上から祈りを」。
本章は、水商売がテーマになっています。
以前、知り合いの消防官が「適当にあしらっても良い相手から『ご職業は?』と聞かれたら、『水商売です』と答えるようにしてます。」と言ってました。
「水」に引っ掛けて「水商売」とは上手いことをいうなあ、と感心したのを覚えています。
以前は私も年相応に行きつけの飲み屋さんやスナックなどがありました。
そこのママさんたちから話を聞くと、水商売が好きな方もたまにはいましたが、多くの方は生活のため、でも皆誇りを持って水商売をしていました。
しかし、正直なところ、世間の目というのはやはり水商売というとワンランク下の職業、と見るようです。
私は、自分がお酒が好きなこともあり、水商売も立派な職業なんだけどな、と思っています。
ただ、新宿の歌舞伎町などで、呼び込みに誘われて知らない店には絶対に行かないようにしましょう。
怖いお兄さんに取り囲まれて、とんでもない目に遭う可能性が高いですよ。
法外なお金を払わされるか、痛い目にあった後でなければ助けを求めることもできません。
でも、お酒を飲んで気が大きくなると、ついつい・・・。
本当、男ってバカですね。

東野圭吾(ひがしの・けいご)について

1958年大阪府生まれ。
私よりちょっと年下なのに、なんでこんなすごい小説を次から次へと書けるのか。
そうだ、東野圭吾は天才なんだ。
1985年「放課後」第31回江戸川乱歩賞
1099年「秘密」第52回日本推理作家協会賞
2006年「容疑者Xの献身」第134回直木賞
2012年「ナミヤ雑貨店の奇蹟」第7回中央公論文芸賞
2013年「夢幻花」第26回柴田錬三郎賞
2014年「祈りの幕が下りる時」第48回吉川英治文学賞
凄い受賞歴です。
どれも素晴らしい作品です。
私個人的には「秘密」が一番心に残る小説でした。

映画化

本作品は、2017年に映画化されています。
出演者は、山田涼介、西田敏行、尾野真千子、成海璃子、萩原聖人、小林薫、吉行和子など豪華なキャストです。
しかし私は見てませんので、映画について語ることができません。
機会があれば是非見てみたいと思っています。

まとめ

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のストーリーとは全く関係のない話ばかりしてしまいました。
でもまあこんな書評ブログがあってもいいんじゃないか、と一人勝手に思っています。
単なる本の内容や感想を書いても自分で面白くないので、今のスタンスで今後もブログを続けたいと思っています。
よろしければ他の記事も是非ご覧になってください。
 

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