北方謙三著「水滸伝」全19巻。正義感に燃える男達の熱き闘い。

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北方謙三著「水滸伝」全19巻。正義感に燃える男達の熱き闘い。

こんにちは、たどんです。
 
今回ご紹介するのは、北方謙三の超長編小説、「水滸伝」です。
 
全19巻の大作ですが、3巻目、4巻目あたりから徐々に徐々に面白くなり、後半は1日1冊ペースで読むようになるでしょう。
 
ワクワク、ドキドキ、面白いです。

「水滸伝」私の読書記録によると

私は、1995年から、エクセルで読書記録をつけています。
 
もう20年以上になります(偉い!)
 
ときには書き忘れた本もあるので、あまり威張れませんが・・・。
 
この「水滸伝」、全19巻。
 
自分の読書記録を確認すると、読み始めから読み終わりまで、2年5ヶ月かかっていました。
 
私は、日頃から、1冊の本だけをひたすら読み、読んでいる間は他の本には目もくれない、という読み方はしてません。
 
昔から、ついつい他の本に目移りしてしまい、こっちの本を少し読んではあっちの本を読む、悪くいえば気まぐれ、良くいえば何冊かを並行して読む「同時並行読書」をモットーとしています。
 
したがってこの「水滸伝」も、最初はあまり夢中になれず、いろいろな本をつまみ食いしたため、かなりの日数を要してしまいました。

「水滸伝」初めて読んだのはマンガ

「水滸伝」という物語があるのを知ったのは、横山光輝のマンガ「水滸伝」でした。
 
中学生か高校生のころだったと思いますが、夢中になって読んだのを覚えています。
 
特にマンガの中の林冲が好きでした。
 
このマンガを本屋で買ったのか、図書館で読んだのかは全く覚えてませんが・・・。
 
本作とは関係ありませんが、私はマンガが大好きです。
 
ジイサマになった今でもマンガは読みます。
 
毎週、毎月、売り出すマンガはストーリーが途切れるので、大人になってから読むのはほとんどコミック本です。
 
いずれはマンガ本のご紹介もしたいと思っています。
 
では、北方「水滸伝」のご紹介といきましょう。

北方謙三著「水滸伝」ってどんな物語なの?

時は12世紀初頭、中国は北宋末期の時代。皇帝、官僚、役人などの腐敗が蔓延し、苦しむのはいつも庶民ばかり。
 
そんな国の行末を憂う高潔の士が、世直しの旗のもと、山賊の巣であった梁山湖に浮かぶ小島を山賊の手から奪い取り、梁山泊と名付けて政府の軍隊と戦う物語です。

「水滸伝」は中国「四大奇書」の一つ

中国には、「四大奇書」といわれる長編小説があります。
 
「四大奇書」とは、「三国志演義」、「水滸伝」、「西遊記」、「金瓶梅」のことを指し、なんとなく聞いたことのある書物ばかりですが、「水滸伝」はその中の一つです。
 
私は、「四大奇書」の「水滸伝」そのものは読んだことがありません。
 
北方謙三の「水滸伝」は、「四大奇書」の「水滸伝」をかなりアレンジしているようです。

「水滸伝」の主要なキャラクター(ごく一部です)

宋江〜宋の国の末端の役人、本作品の主人公で、梁山泊のリーダー
 
林冲〜私の好きだったキャラクター。政府軍(禁軍)槍術師範だった。梁山泊の騎馬隊の隊長。
 
呉用〜軍師。どういうわけか私は軍師というものが好きで、日本でいえば「黒田官兵衛」「竹中半兵衛」でしょうか。
 
公孫勝〜梁山泊のスパイ兼暗殺部隊の隊長。
 
史進〜九紋竜史進。林冲と並ぶ騎馬隊の隊長。
 
黒旋風李逵(リキ)〜板斧の達人。
 
武松〜武器は拳のみ。
 
魯智深〜梁山泊の人脈作りの要。
 
青面獣の楊志〜元禁軍の軍人。梁山泊の指揮官の一人。
 
王進〜元禁軍の武術師範。梁山泊に加わる若者の武術指導に貢献。
 
取り上げたらキリがないのでこのへんでやめておきますが、とにかく魅力あふれるキャラクターがいっぱい。
 
男はもちろん、女性が読んでも彼らの魅力の虜になるのではないか、と思います。

作者北方謙三について

北方謙三という作家、私は当初、ハードボイルド作家だとばかり思っていました。
 
もちろん北方謙三が有名になったのはハードボイルド小説がきっかけです。
 
その後、歴史小説を書くようになったらしいのですが、私が北方謙三の小説を読んだのは、この「水滸伝」が最初です。
 
「水滸伝」は、「大水滸シリーズ」の第1部で、その後に「楊令伝」、「岳飛伝」と続き、梁山泊の戦いはこの「岳飛伝」で完結するそうです。
 
私はまだ「水滸伝」しか読んでいませんが、いずれは「楊令伝」と「岳飛伝」にもチャレンジしてみたいと思っています。
 
ただ、かなりの大作のため、いつになるかわかりませんが・・・。
 
北方謙三は、大学入学後、当時盛んであった学生運動に加わっていたそうです。
 
「水滸伝」が単純な反体制闘争というより「革命」を描いた小説のように思えるのも納得できるような気がします。
 
北方謙三は、1947年(昭和22年)生まれですから、今はもう70歳を過ぎているわけです。
 
にもかかわらず、2017年から、新たにモンゴルの英雄を描いた「チンギス紀」という大作を執筆し始めたようで、本当にたいしたもんだと思います。

まとめ

私はこの「水滸伝」、すべて読み終わるまで2年5ヶ月かかった、と話しました。
 
私の読書記録を見ると、1日1冊ペースで読み始めたのが第5巻目からです。
 
また、読書記録には
 
「土曜日の夜、寝ずに一気に読んでしまい、第9巻に突入。結局寝たのは朝の8時過ぎであった。」
 
「後3冊。どうなる梁山泊。もう眠れない。この連休で最後の19巻まで読んでしまうことになるのか? 明日は仕事だけど読んでしまおう。」
 
などと書いています。
 
いかに仕事そっちのけで「水滸伝」を読みふけっていたかわかります。
 
ただ、作者には申し訳ないんですが、私はこの「水滸伝」、古本屋で単行本を全巻まとめ買いしました。
 
そしてその後自炊し、iPhoneやkindle paper whiteで読みました。
 
「自炊」というは、前にもお話しましたが、19巻全部を1ページずつ裁断し、自炊用に購入していたキャノンのスキャナーでスキャンして、電子書籍で読めるようデータ化することです。
 
「自炊」の作業は大変面倒ですが、これだと老眼鏡が必要なく、快適に読書できます。
 
いずれ「自炊」については別途記事にしたいと思っています。
 
ということで、北方謙三著「水滸伝」、夢中で読みすすめるうちに、すっかり北方ワールドにハマってしまいました。
 
これだけの大作ですので、皆さんに紹介するのはどうかとも思いました。
 
しかし、自分で読んで面白かった本の紹介をするのがこのブログの趣旨ですので、あえて紹介した次第です。
 
もし、機会があれば、是非手にとって見ることをおすすめします。
 

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