「黒豹撃戦」門田泰明著。日本の007でスカッと暇つぶし。

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こんにちは、たどんです。
 
今回は、日本版007ともいえるスーパーヒーロー、黒木豹介の活躍を描く、門田泰明の「黒豹シリーズ」の紹介です。
 
疲れた、なんかムシャクシャする、というときには最適、「そんなバカな・・・」と思いながらも物語に引き込まれていく自分がいたりします。
 
まずはごく簡単なあらすじからです。

簡単なあらすじ

 
黒豹こと黒木豹介は、元警視庁の警察官で、警視庁警部まで昇進した後、33歳の若さで東京地検特捜部(東京地方検察庁特別捜査部)の検事となった。
 
そして38歳の時、法務大臣から直々に拳銃ベレッタを渡され、国家安全委員会直轄の、武器の携帯・使用を許された秘密捜査官となる。
 
女性秘書とともに巨悪に立ち向かう黒豹の活躍を描く物語。

「黒豹撃戦」の読みどころ

黒豹シリーズの第1作。
「黒豹撃戦」は黒豹誕生秘話を含む短編集なのでさらっと読めます。
 
まず主人公。
 
黒木豹介。かっこいい名前を考えついたものです。
 
略して「黒豹」。しびれますね。
 
そして、警視庁警部から東京地検特捜部検事に異例の転身。
 
「そんな転職できるんかい?」と思われるかもしれませんが、100%嘘、というわけではありません。
 
書評の中には「作り事だ」という人もいます。
 
今現在は知りませんが、以前は、警部以上の警察官から検察庁の副検事への任用試験があり、合格すると、警察官を退職して検察庁に採用される、という制度がありました。
 
したがって、全部ウソというわけではありません。
 
しかし、警察官から地検特捜部の検事にいきなり転身する、というのは聞いたことがありません。
 
まあ、いいじゃないですか。小説は面白ければO.K.です。
 
古いギャグですが、「小さいことは気にすんな。あ〜ワカチコワカチコ。」
 
次に「黒豹」は強い。
 
愛用の拳銃はベレッタ。
 
拳銃の腕はもちろん、武道の達人で無敵です。
 
当たり前ですが、「黒豹」は生まれたときから強かったわけではなく、武術の師匠がいます。
 
師匠から教えを受け、厳しい訓練の末に強さを身につけた、この人間味がまたいいんですね。
 
さらに「黒豹」は二枚目で女性にモテる。当然の設定ですね。
 
この「黒豹」につけられる女性秘書が美人とくれば、当然・・・。
 
「黒豹」と「女性秘書」の関係もまた物語に華を添えてくれます。
 
とにかく、細かいことをいえばキリがありませんが、読みどころ満載です。

33歳で警部なんてありえるの?

はい、います。
 
私の知人でも32歳で警部さんになった方がいました。
 
聞いたところによれば、警察庁に採用された、いわゆるキャリアという方は、はじめから警部補で、33歳の頃には警部の次の階級である警視になっている、とのことです。
 
都道府県で採用された警察官は、巡査からのいわゆる「たたきあげ」といわれる方たちで、巡査部長、警部補、警部、と昇任試験を一発一発で合格する人もいるそうです。
 
そして、大学を卒業して警察官になった人ならば、最短で30歳前後で警部さんになるそうです。
 
たたきあげと言っても、以前新聞で読んだことがありますが、東大を出て警察官になり、巡査をしている人もいるのですから、「黒豹」のような警察官もありえない話ではないですよね。

「黒豹」みたいに強い検事っているの?

まずいないと思います。
 
昔、ある検事さんとお酒を飲んだことがあり、その検事さんから聞いた話です。
 
検事の中には、柔道、空手、剣道、など武道に励んでいる人もかなりいるそうです。
 
しかし、先ず検事になるには、日本で一番難しいと言われている司法試験に合格しなければならず、文武両道だ、と言って、武道の鍛錬をしながら勉強も、なんていうスーパーマンみたいな人はいない、とのことでした。
 
当然勉強を優先させるわけですね。
 
そして、検事になってからも、仕事に忙殺されて、武道の稽古に励む時間なんかない、ということもあるようです。
 
まあ、「黒豹」、小説の中での話、ということですね。

まとめ

 
私の読書記録を見ると、読み始めたらとまらなくなり、ほぼ2日に1冊のペースで読んでいました。
 
私は、光文社文庫から黒豹全集が刊行されていたのでそれを読みましたが、最近では徳間文庫からも出ているようです。
 
完全なフィクションだとわかっていても、次から次へと読みたくなるのは、私が仕事を適当に済ませて時間を作っているからではなく、著者の力量によるものです。
 
黒豹シリーズ第1弾「黒豹撃戦」。
 
光文社文庫のものなら古本屋でもかなり安く出回ってます。
 
暇つぶしのお供に、是非どうぞ!
 

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