こんにちは、たどんです。
今回は本の紹介です。
著者 和田秀樹
著者和田秀樹氏は、高齢者に向けた本を次から次へと出版し、そのうちベストセラーとなった本も多い。
著者の本は文章がうまく、読みやすいので、わたしももう何冊も読んできました。
当ブログでも、過去に2件ほど本のレビューをアップしています。


Amazon Audible
月額1,500円で聴き放題。
読む読書だけでなく、聴く読書もはじめて半年近くたちました。
わたしも妻も視力が落ち、本を読むには老眼鏡が必須。
でも老眼鏡をかけて本を読むのは本当につらい。
すぐ疲れてしまうんです。
そこでAmazon Audibleに入会。
聴く読書スタートです。
その経緯については以前当ブログにもあげました。

はじめは聴く読書というものになかなか慣れませんでした。
しかし今では1.5倍速で聴くようになりました。
慣れって恐ろしいもんですね。
今回紹介する4冊は、すべてAmazon Audibleで聴いたものです。
80歳の壁
先ずは「80歳の壁」、ベストセラーです。
実は、わたし、この本が読みたくて、今年のはじめに近くの図書館に予約してました。
しかし1年近くたってもまだ50人以上待ち。
もう買ったほうが早いかなあ〜、と悩んでいました。
何気なしにAmazon Audibleで検索してみると、なんと聴き放題であるではないですか。
そこで早速ダウンロード。
そして聴きました。
本書のタイトルは「80歳の壁」、酒もタバコも甘い物もしょっぱい物もなかなかやめられない、節操のないわたしが80歳まで生きることなどできるのだろうか?
しかし著者は言う。
「80歳の壁」は高く厚いが、壁を超える最強の方法がある。それは、嫌なことを我慢せず、好きなことだけすること。
出ました、和田節、待ってました。
酒や煙草をやめる必要はない、食べたい物を食べれば良い、運転免許を返納する必要などない、というのが著者の一貫したスタンス。
この耳障りの良い言葉を聞きたくて、著者の本に手が出てしまうんです。
少しでも長生きするために、いつも自分の欲望を抑え込んでいる貴方に読んでほしい本です。
80歳の壁[実践篇] 幸齢者で生きぬく80の工夫
当初本書のことは知りませんでした。
上記「80歳の壁」を検索していた際、その続編があることがわかりました。
聴き放題なので、当然ダウンロード。
「80歳の壁」を超える方法をさらに具体的に書かれた本。
この2冊はセットで読むのがベター。
本書の内容を実践すれば、高齢者ならぬ「幸齢者」として人生を謳歌することができるでしょう。
また、上記2冊は、別に80歳以降の方だけでなく、60代・70代の方でも楽しく読めると思います。
70歳が老化の分かれ道
わたしより数年上の世代、いわゆる団塊世代の方は皆さん70歳を超えています。
かくいうわたしももうすぐ70歳。
著者から少し勇気をもらいたいと思い、本書を読みました。
「肉を食べろ」とか「ダイエットなどするな」など、これまで読んだ著者の他の本とあまり内容は変わらない。
別に「70歳が老化の分かれ道」なのではなく、「変わろう」と思った今が分かれ道なんですよね。
90代になっても輝いている人がやっている トシヨリ手引き
本書も、Amazon Audibleの聴き放題にあったので読んでみました。
90代なんてまだ先のこと。
本書は老化を少しでも遅らせたいと考えている60・70・80代の方に向けた本です。
結論は、人間歳を取ったらわがままに生きていいじゃないか、ということ。
本書における著者の考えは一貫しており、内容的には上記の本とさほど変わることはないようです。
もし興味を持たれた方はAmazon Audibleなど無料で読まれることをおすすめします。
まとめ
著者の本が読まれる理由。
それは前にも話しましたが、著者の文章が耳障りが良いからでしょう。
人は誰しも歳をとっても自分の足で歩き、健康で楽しく老いたい、と考えています。
ところがお医者さんや巷の健康本は、健康長寿を全うするためには
・ お酒はほどほどに、できればやめる
・ タバコは論外
・ 肥満はダメ、運動習慣を
・ カロリーを考え、肉などは避ける
・ ある程度の年になったら運転免許証は返納すべき
など、これをしちゃだめ、こうしなさい、と無理難題をふっかけてきます。
だめなことばかりでは人生面白くないですよね。
でも、著者の一貫した考えは、
・ 酒や煙草をやめる必要はない
・ 食べたい物を食べれば良い
・ 運転免許を返納する必要などない
というもの。
どちらかといえば、自堕落なわたしのようなものにとって心地よいことばかりいってくれる。
この耳に心地よい言葉を聞きたくて、ついつい著者の本に手が出てしまうんです。
「老害」では困りますが、わたしは著者に習い、家族の反対を受けない程度に「わがまま」に生きていきたい。