明るく楽しく前向きに
老後資金が貯まらない、と嘆くシニアへ。
たしかにわたしは専門家でも何でもありません。
先ずは「老後資金」に関する本を読んでみよう。
わたしが読んだ本
・ 「私の定年後」岩波書店編集部
定年後の手記をまとめた本。
・ 「50歳からのお金がなくても平気な老後術」保坂隆著
初めてこの手の本を読む人なら参考になるかな?
・ 「定年後年金前」岩崎日出俊著
投資信託は、毎月分配型はやめろ、という主張。
・ 「退職金貧乏」塚崎公義著
退職後の資産形成に投資信託とETFを勧めている。
・ 「定年ですよ」日経ヴェリタス編集部
後出する「定年までに知らないとヤバいお金の話」のほうがわかりやすい。
・ 「定年後を真剣に考えなさい」木村實著
流し読み。
退職金等の資産運用に、3,000万円の資金をもっていることが前提。
我々庶民にはあまり関係ない。
ただ、わたしが「これは読んでおいたほうがいい。」という本は次の3冊です。
「定年までに知らないとヤバいお金の話」岡崎充輝著
医療保険は1日5000円くらいの入院給付金が出るような保険に入れば十分。
「定年後を極める」日本経済新聞マネー&ライフ取材班
いろんな定年後の過ごし方が参考になった。
「定年後年金前」岩崎日出俊著
ほとんどの人は1,000万円も残ればいいほうである。
そのなけなしの残金を、資産運用など考えず、銀行に預金する。
そして、年金と併用して使っていくのが安全な老後の過ごし方である。
わたしのおすすめの上記3冊を暇つぶしに読んでいただければ十分かと思います。
わたしはほとんど実になってませんが、少しでも早い時期にこういう本を読むことで、「老後資金」についての基礎知識のようなものが身につくと思います。
まとめ
少額の積立式の投資信託ならまだしも、株、FX、仮想通貨、不動産などなど、その道のプロでさえ確実に儲かる、というものではありません。
今の銀行金利は最低ですが、たとえ10%の利回りがあるから、と言って勧誘を受けたとしても、リスクを背負いながら、危ない思いをして、うまくいっても1,000万円が1,100万円になるだけです。
定年が近づくと、いろいろなお誘いや情報が入ってくるものです。
でも、決して甘い言葉に乗ってはいけません。
だって、本当に確実に儲かる投資話があるなら他人に紹介などするわけないですよね。
退職後、苦労して慣れない投資の勉強をして、儲かるかどうかわからない投資にお金をかけるなら、無駄遣いせず、楽しく生きたほうがどれほどいいかわかりません。
まあ、人生、なかなか思ったとおりに、計画通りにはいかないものです。
でも、このブログを読んでくださっている、研究心旺盛(心配性?)な方なら大丈夫。
危ない投資になけなしの退職金を費やさなくても、なんとかなります。
なんとかなるもんです。
一緒に勉強していきましょう。
(おまけ)お金よりも大事なものがある
「アタリマエのことを言うな!」と叱られそうですが、本音です。
いくらお金があっても健康でなければどこにも行けず、楽しみも半減以下です。
「お金があれば良い病院で、最高の治療を受けられる。」
確かにそうでしょう。しかしそれは、健康を取り戻せれば、の話です。
みなさんもだんだん目の当たりにしていくと思いますが、定年を目前に控え、退職金に手を触れることなく亡くなった方、65歳の年金フル受給前に亡くなった方、私も大勢見てきました。
死んで花実は咲きません。健康あってなんぼです。