こんにちは、たどんです。
今回は、浅間神社の総本宮、富士山本宮浅間大社の御朱印の紹介です。
本題に入る前に、「浅間(大社)」、私はこれを「あさま(たいしゃ)」と言ってました。
ところが、静岡の地元の人は「せんげん(たいしゃ)」もしくは「せんげんさん」と言っていたので違和感を感じました。
長野と群馬の境にある「浅間山」、これは「あさまやま」で良いそうです。
しかし「浅間大社」は「せんげん」と呼ぶのが正しいことがわかりました。
地名って難しいですね。
富士山本宮浅間大社
さて、富士山本宮浅間大社は、その昔、活発に噴火していた富士山を鎮(しず)めるために、浅間大神を最初にお祀(まつ)りしたのがその起源で、全国の浅間神社の起源ともなっているそうです。
浅間大社は、富士山の噴火を鎮めたという神徳から、崇拝の念を集め、富士山信仰の広まりとともに、全国1300余の浅間神社の総本宮と称されるようになったそうです。
いざ、浅間大社へ
そんな由緒あるところとはつゆ知らず、静岡在住の職場の同僚から「せんげんさんに連れて行ってあげる。」と言われ、「『せんげん』さんってどこ?」と聞き直しました。
「富士宮にある『せんげん』大社だよ。」と言われ「『あさま』大社じゃないの?」というと「違う。せんげん大社って言うんだよ。」と教えられました。
富士山の近くに、パワースポットでも有名な「浅間(あさま)大社」というところがあることぐらいは知ってましたが、「浅間(せんげん)大社」という呼び方をすることは、60歳を過ぎるまで知りませんでした。
最も昔、有名な「浅間(あさま)山荘事件」という事件があり、「あさま」という呼び方でインプットされていたのですから、仕方ありませんよね。
ちょうどその日、富士宮方面に車で行く仕事があり、新年早々、お参りも兼ねて連れて行ってもらいました。
天気は快晴、良い神社詣で日和でした。
初詣の時期を若干過ぎ、平日でもあったことから、それほど混んではいませんでした。
広さの中に静けさが
富士山本宮浅間大社は、境内の広さが約17000坪、と言ってもピンときませんが、野球場5個分ぐらいはあるそうですから、さすが全国の浅間神社の総本宮。
しかし一歩境内の中に入ると、そこに喧騒はなく、静かで荘厳な雰囲気がしました。
桜門
鳥居をくぐってしばらく歩くと、見えてくるのが先ず桜門です。
拝殿
桜門を入ると拝殿があります。
この拝殿は、本殿とともに徳川家康が寄造営したものだそうです。
徳川家康という歴史上の有名人物の名前を聞くと余計歴史を感じますね。
御朱印所
本殿でお参りをすませ、次に拝殿に向かって右にある社務所、ここで御朱印を受付けています。
この日、結婚式があったみたいで、白無垢姿の花嫁さんと紋付袴の花婿さん、若いころの自分を思い出しました。
それにしても、私が御朱印をいただきに行くと、なぜか結婚式に遭遇することが多いんです。
まあ、場所が神社だけに当たり前っていえば当たり前なんですが。
表示があるので迷うことはありません。
御朱印の初穂料(料金)は300円でした。
御朱印
その御朱印がこれです。
「駿河國一之宮」という赤のスタンプが押されています。
駿河國一之宮
この「駿河國一之宮」の意味がわからなかったので調べてみました。
富士山本宮浅間大社は、駿河国(静岡県東部の旧国名)の中で最も格式が高い神社だそうで、それを一之宮というそうです。
「二之宮」「三之宮」という神社もあるそうです。
富士山の絵柄のお守り
御朱印とは別に、富士山の絵柄の入ったお守りも売ってました。
富士山好きの私としては買わない訳にはいかない。
家族の分も買ってしまいました。
結構な出費となりました。
駐車場
富士山本宮浅間大社には、今回初めて、車で訪れたので、電車を利用しての行き方はよくわかりません。
富士山本宮浅間大社のホームページによれば、JR身延線の富士宮駅から徒歩10分だそうです。
駐車場は、第1,第2とあり、全部で150台とめられるそうで、この日は余裕で駐車できました。
駐車料金は、初めの30分無料、以後1時間200円とのことですが、我々は200円で済みました。
朝廷・武将が崇拝
富士山本宮浅間大社は、朝廷や源頼朝、北条義時、武田信玄・勝頼親子、徳川家康といった名だたる武将からもあつく崇拝されていたそうです。
源頼朝
源頼朝は、1193年に富士山麓において狩りを行った際、流鏑馬を奉納し、それが現在、流鏑馬祭として伝えられているそうです。
富士山本宮浅間大社では、毎年5月5日に流鏑馬祭が行われています。
行ってみたい気もするのですが、混雑を思うと腰が引けてしまいます。
そのほか社殿の修復なども行ったそうです。
武田信玄・勝頼親子
武田親子も社殿の修造などを行った他、武田家奉納の品も多く残っています。
徳川家康
徳川家康は、関ヶ原の戦いに勝利した御礼として、本殿・拝殿・楼門をはじめ30余棟を造営し、境内一円を整備したそうです。
その本殿は国指定重要文化財、拝殿・楼門は県指定文化財となっています。
時間はまだある。そうだ、「白糸の滝」へ行こう
混雑を予想していた富士山本宮浅間大社、予想外に空いており、参拝も御朱印もスイスイ終わったため、少し時間に余裕がありました。
一度行ってみたかった「白糸の滝」。
無理を言ってお願いし、連れて行ってもらいました。
富士山本宮浅間大社から約10kmの距離です。
30分もかからずに到着しました。
駐車場は100台以上とめられるそうで、余裕でした。
当ブログの本題は御朱印です。
したがって、あまりクドクド述べたりせずに、写真を掲載して終わりにしたいと思います。
私は行ったことはありませんが、ナイアガラの滝に比べれば大人と赤ちゃんみたいなものなのでしょう。
でも、癒やされました。
来てよかった。
まとめ
歴史と伝統を兼ね備え、由緒ある富士山本宮浅間大社。
広くて荘厳な雰囲気のなかでお参りすると、心も晴れやか、素晴らしい大社です。
静岡の方でなければ、なかなかちょっと富士山本宮浅間大社まで、と行くことはできないでしょう。
ただ、行って見る価値はある大社だと思います。
富士山本宮浅間大社に向かう途中に撮影した富士山の勇姿を最後に掲載し、本記事を終わりたいと思います。