大村崑著「崑ちゃん90歳 今が、一番健康です!」筋トレってすごい!

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筋トレ
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こんにちは、たどんです。
今回は本の紹介です。

みなさん、体にいいことなんかしてますか?
運動はしてますか?
わたしは、ここのところトンとご無沙汰、さぼってました。
そこで、そんな自分にカツを入れるため、こんな本を読みました。

著者 大村崑

著者の大村 崑(おおむら こん)は1931年(昭和6年)生まれ。もう90歳を超えています。
コメディアン・俳優といった肩書を持つタレントです。
わたしたちシニア以上の世代では、オロナミンCのコマーシャルに出てた「大村崑」といえばまず知らない人はいないでしょう。
テレビで見た「うれしいと眼鏡が落ちるんですよ」というCMは今でもよく覚えています。

かんたんな本の内容

本書の内容を一言で言えば「筋トレをおすすめする本」です。
筋トレにハマったキッカケは、奥さんにすすめられたあのライザップ。
それが86歳のときというからおどろきです。

19歳のとき肺結核で右肺を切除、58歳のとき大腸がんを経験。
普通であれば86歳といったらもう日本人男性の平均寿命をとっくに超えており、筋トレしようなんていう気には絶対にならないでしょう。

それが今では、90歳にして、40kgのバーベルを担いで10回✕3セットをこなすという。

特に共感した文章

私の過去ブログを読んでくれた方ならおわかりかと思いますが、著者の大村崑さんの考え方、私とよく似てるんです。
なかでも次の記述です。
ちょっと長くなりますが引用させていただきます。

この歳になって、「もったいない生き方」だけはしたくない。
人間関係も「断捨離」して、好きなことをして生きる。
幸せになりたければ、いやなことはしないに限ります。
とくに年寄りは、先が短い。自分の嫌いなことや、いやな気分にさせられることに、残された貴重な時間を費やすのはもったいなすぎる。
というわけで、ぼくはテレビに嫌いなやつが出てきたり、気分が滅入りそうな映像が流れると、躊躇なく、すぐにチャンネルを変えます。本でも、あ、これ、おれに合えへん、おもろない、と思ったらすぐに閉じます。
名作の誉れ高い古典であっても、話題のベストセラーであっても関係ありません。この歳になったら、世間や専門家の評価よりも、自分の感覚や好みが大切やと思うのです。
人間関係でも同じです。いやなやつとつき合うことはありません。一緒にいて楽しい人間とだけつき合う。行ってみれば、人間関係の断捨離ですわ。
(163〜164ページ)

以上の内容はわたしが日頃考えていることそのものです。
年齢を重ねるとともに、
限られた人生、好きなことをして暮らしたい。
仕事に全力を投入し、その仕事が一段落がした今、好きでもない人と無理につき合うことはないんじゃないか。
という思いが強くなっています。

また、ベストセラーといわれる本や人気の映画でも、自分で面白くないようであれば、途中であっても読んだり観たりするのをやめてしまいます。

そして引用をもう一つ

孫以外の話もできる「ハツラツ・ジイサン」でいたい
(167ページ)

「ハツラツ・ジイサン」
オロナミンCのCMキャッチコピーだった「元気ハツラツ、オロナミンC」の大村崑さんらしい表現です。
たしかにシニアが集まると、よく「健康・年金・孫」の話題で盛り上がります。
それはそれで悪いこととは思いませんが、趣味の話だとか、別の話題でも盛り上がりたいですよね。
ただ、わたし自身もそんな話題はありません。
反省します。

まとめ

誰かが言ってました。
人生で一番若いのは「今」です、と。
たしかに我々シニアは、何かをしようとすすめられても「もう年だから」とはじめからあきらめてしまいます。
わたしもそうです。
でも、本書を読めば、「年齢なんかただの数字に過ぎない」と新たな活力が湧いてきます。
わたしはこれからも、筋トレとまではいきませんが、コロナ禍が落ち着くまでは自宅で無理しない程度の運動を続けていきたいと思います。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
60代、70代、なんてハナタレ小僧ですね。

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