こんにちは、たどんです。
健康には気をつけながら日々生活をしています。
ところで日本人の2人に1人はがんになるといわれていますね。
わたしの両親もがんで亡くなっているため、がんという病気には恐怖を感じています。
そこで今回は、がんの専門医が書かれた本を読みましたので、紹介します。
はじめに著者佐藤典宏について
著者は1968年生まれ。がん専門の外科医として活躍するかたわら、You Tube「がん情報チャンネル」や書籍などでがんに関する情報を発信しています。
You Tube「がん情報チャンネル」は登録者も4万人を超える人気動画で、わたしもよく観ていますが、とても参考になります。
また、がんに関する書籍も数多く出版されています。
「がんにならないシンプルな習慣」
本書は、がんの専門医である著者が、主に
・ がんに効く食べ物・食べ方
・ がんを予防する生活習慣
について詳しく述べています。
がんに効く食べ物・食べ方
You Tubeを観ていると、著者の佐藤医師は、なにごとにもエビデンス(根拠)に基づいて解説していることがわかります。
世界の医学界の動向について常に勉強されているのでしょう。
本書も「最新の医学的根拠に基づいた」もの、ということで信頼性はあるのだと思います。
本書では
・ 減塩
・ 砂糖には注意
・ コーヒー、ナッツなどおすすめの食材
について解説・紹介しています。
がんを予防する生活習慣
著者は、がんを予防する生活習慣として
・ 運動
・ 睡眠
・ ストレス
などについて、身につけたい生活習慣について述べています。
感想
わたしもがんに関するいろんな書物に目を通しています。
だいたいどの本も似たような内容なので、わたしみたいに何冊も買って読む必要はないと思います。
どうせ読むなら、著者のように信頼できる方の本が良いのではないかと思います。
「がんに負けないたった3つの筋トレ」
本書は、副題として
がん治療の成否は「筋肉量」で決まる!
週1回の筋トレで死亡リスクが33%減!
とあるように、どちらかといえばがんを患った患者さん向けの本です。
3つの筋トレ
本書では、器具など使わず、自宅でも簡単にできる運動をすすめています。
それは
・ 腕立て伏せ
・ フロントブリッジ(プランク)
・ スクワット
です。
決して無理を強いるものではなく、どの運動も
10回✕2〜3セット
を週に1回。
これだけでも効果はあるそうです。
わたしは、まだがんにかかったわけではありませんが、本書を読み、週に1回はこの運動を自宅で行うようにしています。
ただ、はじめは少しバカにしていましたが、特にスクワット。
きつくてできないというわけではありませんが、運動の翌日、結構太ももがはって、筋肉痛に近いものがありました。
またプランクという種目。
これはうつ伏せになって両肘をつき、つま先立てて、両肘とつま先で体を支える。それだけの動作です。
でもこれが辛いんです。
わたしはとても1分間などできず、今は膝をついてやっています。
感想
コロナ禍で、あまりジムに行くのもはばかられ、どうしても運動不足になりがちな現在。
こんな簡単な運動で、将来もしもがんになって治療と向き合わなければならなくなったとき、基礎的な体力・筋力がつく、というのですから、実践しないわけにはいきません。
みなさんも参考にしてみてはいかがでしょうか?
石井直方著「いのちのスクワット」
石井直方著「いのちのスクワット(2度のがんから私を救った)」という本があります。
副題は「人の寿命は筋肉で決まる!」
著者は、元・日本ボディビル選手権大会優勝、世界選手権大会第3位など輝かしい実績を持ち、現在東京大学名誉教授、「筋肉博士」の異名を持つ方です。
60代で、悪性リンパ腫、肝門部胆管癌、と2度のがんを経験し、筋肉の衰えを実感。
著者の提唱するスロースクワットを実践することにより、がんの治療・手術に立ち向かってきたそうです。
スロースクワット
スロースクワットは、ゆっくりと、4秒かけて腰を下ろし、そしてゆっくりと、4秒かけて立ち上がる、これだけです。
これを5〜8回行い、これで1セット。そしてできれば3セット。
週に2〜3回を目標に、というのですが、これがなかなかきついんです。
わたしも、佐藤医師や石井直方氏を信じ、今からがんに負けない基礎体力づくりをしていこうと思っています。
まとめ
以前このブログでも書きましたが、わたしは4年近く前、出勤途中に大量に下血したことがあります。
大腸内視鏡検査をして、幸い大事には至りませんでした。
ところが今年に入り、人間ドックの便検査で、便潜血が陽性となり、先日また大腸内視鏡検査を受けてきました。
特に異常は認められず、安心しました。
しかし臆病なわたしは、検査までの間、大腸がんなんじゃないか、などと心配で心配で、今回ご紹介した本を読んだ次第です。
今後は、せっかく得た知識を無駄にせず、筋トレ・運動を心がけていきたいと思います。