こんにちは、たどんです。
今日は、人間ドックに関するお話です。
人間ドックの結果が郵送されてきました
夫婦揃って受けた日帰り人間ドック。
約2週間後、検査結果が返ってきました。
2人とも、緊急を要する項目はなかったものの、「A・B・C・D・E」という5段階評価のうち、CとDがいくつかありました。
D評価は、要再検査・要治療、ということですので、これからそれぞれ専門医に受診するためダンドリをつけなくてはなりません。
また、今回は、オプションとして、初めて「腫瘍マーカー」検査も受けました。
「腫瘍マーカー」は、ガンを診断するうえでの補助的検査になるそうです。
したがって今回は、去年まで以上に、送られてくる検査結果が気が気じゃありませんでした。
そんなビクビクするぐらいなら日頃から不摂生な生活をしなければいいのに、と思うのですが、そこは弱い人間です。
幸い「腫瘍マーカー」は2人とも以上は認められませんでした。
しかし、女房殿が、やはりオプションで付けたリウマチ検査の数値が高く、以来、現在に至るまで専門医にかかって治療中です。
まあ、私ども夫婦の検査結果などはどうでもいいことですね。
それでは、皆さんに、人間ドックに関し、少しでも有益と思われる話をしていきたいと思います。
職場の健康診断はおおいに活用すべし
私も、定年退職するまでは、半強制的に、毎年定期健康診断を受けていました。
もちろんお金はかかりません。
定年退職後、再就職した職場でも、年に1回は定期健康診断を受けることができるのですが、受診場所が本社近くに集中し、私の自宅からは遠いところが多かったのです。
しかし、会社が契約しているところ以外の医療機関でも、人間ドックを受けたら補助金が出ますので、定年退職後は健康診断の代わりに日帰り人間ドックを受けています。
人間ドックを受けるようになってわかったのですが、人間ドックって高いんですよね。
定期健康診断とほぼ同じ内容の検査をするだけなのに、5万円以上かかります。
それも一人の値段です。
幸い半分ぐらいは補助金が出ます。
それでも一人あたり数万円の出費になります。
これはでかいですよね。
また、人間ドックの費用は、医療費還付の対象にはなりません。
定年退職前は、仕方なしに毎年受けていた健康診断ですが、同僚の中には面倒くさいので受けない、という人もいました。
今考えるともったいない話ですよね。
職場で実施される定期健康診断は、是非毎年受けるようにしましょう!
健康診断は受けないほうが良い?
健康診断否定派
お医者さんの中には
・ ガンの早期発見、早期治療は意味がない
・ 手術や抗癌剤は寿命を縮める
・ 健康診断は受けないほうが良い
と主張する人がいます。
私が、がん検診に懐疑的な主張と出会ったのは、今からもう20年以上前でした。
近藤誠著「患者よ、がんと闘うな」文芸春秋
という本を読んだことがきっかけです。
お医者さんの意見というのは重みがありますよね。
著者の近藤誠医師は、近年では
「健康診断は受けてはいけない」文春新書
という本も出されています。
健康診断肯定派
健康診断は毎年受けるべき、というのが世の中の趨勢でしょう。
上述した近藤医師などは、どちらかといえば医学界では異端児です。
医療にたずさわるほとんどの人は健康診断を肯定する立場だと思います。
ズブの素人の私の意見
医療のズブの素人である私の意見など何の参考にもならないのですが・・・。
私は、健康診断否定派です。
理由は、健康診断で「腫瘍が認められる、癌の疑いがある」などという検査結果が出たら怖いからです。
また、検査を受けてから結果が出るまでの、あのヒヤヒヤ、ドキドキ、がイヤなんです。
そう、単なる臆病です。
お医者さんから「あなたは〇〇ガンです。」と言われたくない。
健康診断など受けなければそんな告知を受けることもない。
でもやはり早期発見は重要らしい。
しかし、中村勘三郎さん、川島なお美さん、小林麻央さん、さくらももこさん、など有名人が、がんで亡くなられるケースが続いています。
この中には早期発見だった方もいたのではないでしょうか。
また、我々庶民と違って、この有名人の方たちはお金もあり、最高の医療を受けていたのではないでしょうか。
早期発見してもあまり意味がないのではないかな?などなど。
もう、あーでもないこーでもない、と考えるのが面倒くさくなり、結局、大勢の意見に流され、毎年健康診断(人間ドック)を受けています。
堀ちえみさん、池江璃花子ちゃんの勇気
少し前、堀ちえみさんが舌がん、池江璃花子ちゃんが白血病、と闘病中であることを自ら公表し、話題になりました。
私がもしそんな病気になったら、頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなる、そしてまわりの人に八つ当たりする、とても病気と闘っていこうなどという前向きな気持にはならないと思います。
なんで自分より年下の、それも女性が、あんな勇気があるのか、それとも私が弱すぎるのか、わかりません。
少しでも見習っていきたいと思っています。
まとめ
長くなってしまいました。
結論は、健康診断(人間ドック)は毎年受けましょうよ。
そして検査でなんかがひっかかったら、どうするかその時考えましょう。
という非常にいい加減なものです。
だって、医療についてろくに勉強もしてないのに、適当なことは言えないじゃないですか。
ただ、目には見えない体の中の状態、内臓や血液の状態はどうなのか、それを知ることができるのも良い機会ではあります。
本当は健康診断(人間ドック)やがん検診など受けたくないのですが、「受けておけばよかった。」と公開するのはもっとイヤです。
私は今後も毎年健康診断(人間ドック)やがん検診を受け続けると思います。