「年金」って難しい。年金で悩んだ時は年金事務所へ行こう。

お金
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こんにちは、たどんです。
年金ってなんであんなに難しくて理解できないんだろう。
そうお悩みの方も多いと思います。
私もまだよくわかっていません。
今回は、年金を申請する際、その書き方もわからない、という方に、どうすればいいのか?、最善の方法は?、についてお話したいと思います。
結論から申しますと、年金事務所をドンドン活用しよう、ということです。

年金は、申請しないともらえない

先日、どこかのニュースで、「年金がもらえるようになる年齢が70歳になる日もそう遠くない。」と言ってました。
もう昔みたいに、定年退職後は年金で悠々自適、というわけには行かないようです。
でも、40年以上毎日毎日働いてきたんですから、もらえるものは少しでも多くもらいたい、それが本音です。
私たちは、半強制的に年金を積み立ててきました。
それなのに、申請し忘れると年金がもらえません。
ちょっとおかしいですよね。
しかし日本の法律で定められたこと。
文句を言ってもはじまらない、素直に従うほかありません。

簡単に申請すればいいというけれど

60歳の定年前後、人によって違いますが年金の受給年令に達する前後、フル年金がもらえるようになる前、など節目節目で年金関係の申請をしなければなりません。
この年金資料の作成がまた難しい。
一応作成要領のようなものもついてくるのですが、私なんぞそれを参考にしても書けません。

年金のここがわからない

シニアの皆さん。
「年金」って難しくないですか?
特に会社員や公務員の方は、年金などの手続きは総務や庶務に任せっきり、できた書類に署名と印鑑を押すだけ、という方も多かったと思います。
でも、退職するともう誰も助けてくれません。
全部自分でやらなければならないんです。
まあ、当たり前っていえば当たり前なんですが・・・。

用語の意味がわからない

まずは、「用語」の意味がわかりません。
老齢基礎年金
老齢厚生年金
職域年金
3階建ての3階部分
基本月額
総報酬月額相当額
などなど。
もう少しわかりやすい用語にできないもんでしょうか。

当然資料の内容もわからない

私たちが一番知りたいこと。
それは、「自分の場合、毎月いくら年金をもらえるのか?」ということです。
しかしこれがまたわからない。
私のように、定年後再就職した場合、
「『基本月額+総報酬月額相当額>28万円』という要件に該当するので、年金の一部(または全部)が支給停止となる」
というんですが、こんな計算すぐできる人がいたら会ってみたいです。
なんでこんなに難しい書き方をするんでしょう。
以前、年金機構に電話で問い合わせた際、「もう少しわかりやすく書けないんですか?」と苦情を言ったこともあります。

わざと難しくしてる?

中には、年金について国は、わざと難しくしてるんだ、という人もいます。
その理由としては
「年金は申請主義なので、申請手続きを難しくすれば、イヤになって申請しない人も出てくる。年金財政が厳しい状況にある国にとっては、少しでも年金を支出しなければ財政的に助かる。」
「なかなか理解しづらい内容にすることにより、年金事務所や社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーなどの存在価値を高めることができる。」
などをあげる人もいます。
まあ、そういった面もあるのかもしれませんが、私の考えは違います。
100人いれば100通りの人生があります。
・ 会社員だった人、公務員だった人
・ 国民年金、厚生年金を収めた期間、額
・ 定年退職後、再就職した人、しない人
・ 妻帯者か否か、また扶養か否か
全く同じ条件の人はいないでしょう。
万人の条件に合致できるような資料を作ること自体不可能だと思います。
ましてやそれをわかりやすく、などというのは。
別に国の味方をしてるわけではありません。
・ 申請書の書き方がわからない
・ 説明書を読んでも理解できない
じゃあどうすればいいの?

気軽に年金事務所に行こう!

最善の方法、それは年金事務所に行くことです。
私は、さっきお話した節目節目では、年金事務所に行ってます。
知ったかぶりをして、間違って記載し申請するよりも、年金事務所で書き方を教えてもらったほうが確実です。
もちろん、申請書を書くのに必要な戸籍抄本や住民票、年金通知書などの書類はすべて持参します。
私、昔、まだ年金事務所ではなく社会保険事務所と言われていた当時、義母の年金の関係で相談に行ったことがあります。
どこの社会保険事務所とは言いませんが、そこの職員の応接の態度がとても横柄で、「教えてやる」みたいな態度だったので、ケンカして帰ってきたことがあります。
4年前、どうしても申請の内容が理解できず、申請書の書き方がわからなかったので、久しぶりに年金事務所を訪れました。
昔の社会保険事務所のことが脳裏をよぎったのですが、背に腹は代えられません。
ところが、昔とはうってかわり、本当に親切丁寧に応対してもらいました。
以降、今まで計3回、その同じ年金事務所に行っています。
応対する職員の方はその都度違いますが、皆さん親切で、丁寧に教えてくれます。
私の職場の同僚に聞くと、別に私のよく行く年金事務所だけのことではないようで、どこも親切丁寧な対応をしてくれるようです。

知らなかった、年金事務所の管轄

年金事務所にも管轄というものがあり、本来は住所地で管轄が決まっているようです。
私の管轄年金事務所は、電車でも30分ほど乗らなければならないところにあり、不便なんです。
そこで、電話で相談したところ、「本当は住所地を管轄する年金事務所の方がいいのでしょうが、年金のデータは全国オンラインで結ばれているので、行くのに便利なところでいいですよ。」
と教えられ、それ以来、住所地を管轄する埼玉ではなく、より近い東京の年金事務所に行ってます。
全く問題なく受け付けてくれています。

まとめ

結局、年金関係でわからないことがあれば、年金事務所に行くと親切丁寧に教えてくれる、ということです。
ただ、単発で一つ二つの疑問点がある場合にもわざわざ年金事務所に行く、ということではありません。
そんなときは、日本年金機構に電話すれば親切に教えてもらえます。
私が利用している東京の年金事務所、私の自宅から一番近いのでそこを選んだんですが、大正解でした。
というのも、その年金事務所は東京23区のうち〇〇区が管轄なんですが、〇〇区は23区の中でも人口が少ないためか、年金事務所もいつも結構空いているんです。
私はそこに今まで3回行きましたが待ったことがありません。
もっとも私が行くのは平日の午後ですが。
その点、同僚に聞くと、人口の多い地区を管轄する年金事務所は、平日でも割と混んでいるそうです。
わざわざ年金事務所に行くのは面倒だ、という方もいるかも知れません。
でも、今の日本の制度上、自分のことは自分でキッチリ申請しないと損をします。
独断で間違って申請するよりも、年金事務所を活用して、自分の権利を行使しようではありませんか。
 

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